伊勢神宮には多くの種類のお守りがあり、中でも「開運鈴守」はその見た目の美しさと音のやさしさで参拝者に人気です。
このお守りは色によって異なる意味が込められており、願いや想いに合わせて選ぶ楽しみがあります。
赤、白、紫、ピンクなど、それぞれの色が持つ力を知ることで、自分に合ったお守りを見つけやすくなります。
この記事では、色の違いがもたらす意味や選び方、開運鈴守に込められた祈りについて、初めて訪れる方にもわかりやすく解説します。
伊勢神宮のお守りの色の意味とは

伊勢神宮を訪れた際、多くの人が手に取る「お守り」。その小さな袋には、色や形の違い以上に深い意味と願いが込められています。
お守りは神様の加護を身近に感じるための存在であり、持つ人の目的や想いによって選ばれるべきものです。
特に伊勢神宮のお守りは、内宮と外宮に祀られる神々の力を宿すとされ、多くの参拝者から信仰を集めています。
ここからは、お守りに込められた意味や色ごとの役割について、初心者にもわかりやすく解説していきます。
伊勢神宮のお守りに込められた願い

伊勢神宮のお守りには、持つ人の幸せや安全を願う気持ちが込められています。これは、神様と人とをつなぐ「しるし」として大切にされてきた文化に根ざしています。
まず、お守りには単なる縁起物ではない意味があります。古くから、神様の力を日常生活に持ち帰るための「分霊(ぶんれい)」とされ、持ち歩くことで神様の加護を得られると信じられてきました。
特に伊勢神宮では、内宮の天照大御神(あまてらすおおみかみ)と、外宮の豊受大御神(とようけのおおみかみ)という重要な神様を祀っているため、そのお守りには全国でも特に強い「祈り」の意味が込められています。
交通安全や健康など願いごと別に種類がある
伊勢神宮では、交通安全、学業成就、安産、開運など、さまざまな願いごとに対応したお守りが用意されています。たとえば車を運転する人向けには「交通安全守」、勉強や試験を控えた人には「学業守」があります。
日常で持ちやすい形にも意味がある
コンパクトで持ち歩きやすい形をしているのは、常に身近に神様の力を感じられるようにとの配慮からです。財布やかばん、車内など、身の回りに置きやすい形にすることで、常に守られているという安心感が得られるよう工夫されています。
このように、伊勢神宮のお守りは単なる小物ではなく、神様とつながり続けるための「道具」としての役割を持っているのです。
色で異なるお守りの役割と意味

お守りの色には、それぞれ意味があります。単に見た目の好みで選ぶのではなく、色に込められた意味を知ることで、自分に合ったお守りを選ぶ助けになります。
赤色:行動力と活力を引き出す色
赤は生命力や情熱を象徴します。元気がほしい時や、新しいことに挑戦したい時に選ばれることが多い色です。困難を乗り越えるための勇気を与えてくれるとも言われています。
白色:清らかさとリセットの意味
白は浄化や再出発を意味します。気持ちを切り替えたい時や、新しい環境に入る際に向いています。白いお守りは全国の神社で安産守や子ども守に多く用いられる色とされ、無垢や命の始まりを象徴します。
紫色:直感や精神的な成長を表す色
紫は昔から高貴な色とされ、冷静さや精神的な強さを引き出す色と考えられています。自分と向き合いたい時や、内面を整えたい時におすすめです。
ピンク色:恋愛や人間関係のサポートに
ピンクは優しさや愛情を表し、恋愛運を高めたい人や人間関係を円滑にしたい人によく選ばれます。柔らかく温かな印象を持ち、見ているだけでも心が和らぐ色です。
このように、お守りの色にはそれぞれ異なるメッセージや力が込められています。自分の状況や願いに合った色を選ぶことで、より深くお守りの力を感じられるでしょう。
赤いお守りがもたらすご利益
赤いお守りには、活力や行動力を引き出す力があるとされています。古くから赤は魔除けや病気除けの色ともされ、強いエネルギーを象徴する色として使われてきました。
エネルギーを高めたい人に向いている
赤いお守りは、元気を出したいときや、勝負ごとに挑む場面で選ばれることが多いです。スポーツの大会、受験、転職など、結果を出したいときに持つと心強い味方になります。これは、赤が「前へ進む力」や「積極性」を象徴するからです。
魔除けとしての役割もある
赤には、邪気や悪いものを寄せつけにくくする意味もあります。そのため、古くから子どもの産着や守り袋にも赤が多く使われてきました。現代でも、病気やトラブルから守りたいと願う人に好まれる色です。
注意点:場面によっては落ち着かない印象に
ただし、赤はエネルギーが強いため、気持ちを落ち着けたいときや静かに過ごしたい場面には不向きなこともあります。自分の心の状態や目的に合わせて選ぶことが大切です。
このように、赤いお守りは「前向きに進みたいとき」や「自分を守りたいとき」に力を発揮するお守りだと言えるでしょう。
白いお守りの意味と守護の力
白いお守りは、「清め」「再出発」「純粋さ」を表す色として知られています。持つ人の心を穏やかにし、心機一転したい場面で選ばれることが多いです。
心をリセットしたいときに効果的
白は汚れのない色として、スタートや新しい始まりを象徴します。環境が変わるときや、これまでの流れを断ち切って新しく進みたいときに、白いお守りは心を落ち着かせ、前を向く力をくれます。
安産や子どもの健康守りにも使われる
伊勢神宮に限らず、全国の神社で白は「安産守」や「子ども守」によく使われています。これは、白が「無垢」や「命の始まり」を意味するためです。母子の健康を祈る場面でとても縁起が良い色とされています。
控えめなデザインが使いやすい
白いお守りは派手さがなく、どんな場所や場面でも違和感なく持ち歩けます。仕事中でも鞄に入れやすく、人前に出しても目立ちません。普段使いしやすいのも大きな魅力です。
このように、白いお守りは「心を整える」「新たな一歩を踏み出す」タイミングにぴったりの存在です。内面からの浄化を願う人におすすめです。
紫色のお守りが示す精神的な力
紫色のお守りは、内面の成長や直感力、精神的なバランスを整える力があるとされています。色の印象からも分かるように、落ち着きと深みのある色として、多くの人に選ばれています。
心を静めたいときに選ばれる色
紫は、感情が揺れやすいときや、不安な気持ちを落ち着かせたいときに効果的です。精神的に疲れているときや、ひとりで考える時間がほしいときに持つことで、気持ちが安定しやすくなります。
冷静な判断や集中力をサポートする
この色には、直感力や集中力を高める効果もあると言われています。例えば、大切な選択を迫られているときや、自分の内面と向き合いたいときに、紫のお守りを持つことで冷静さを取り戻す手助けになります。
高貴さを感じる色として人気
紫は古くから「高貴な色」とされ、特別な意味を持つ色とされています。そのため、人とは違う特別な思いや願いを込めたいときにも選ばれることがあります。目立ちすぎず、それでいて品のある雰囲気が特徴です。
このように、紫色のお守りは「自分自身を整えたい」「静かに力を高めたい」ときに頼りになる存在です。外側ではなく内面に意識を向けたい人に向いています。
ピンク色のお守りの恋愛運の象徴
ピンク色のお守りは、恋愛や人間関係にまつわる願いを込める色として、多くの人に選ばれています。見た目のかわいらしさもあり、特に若い世代の女性に人気があります。
恋愛成就を願う人に最適
ピンクは愛情ややさしさを象徴する色です。片思い中の人や、恋人との関係を深めたいとき、理想の相手に出会いたいと願うときにぴったりです。相手との縁を結びやすくする色として知られています。
人とのつながりを円滑にしたいときにも効果的
恋愛だけでなく、友人関係や家族とのつながりなど、対人関係全般においてピンクはやわらかな雰囲気を作ってくれます。職場の人間関係を良くしたいときにも、この色を選ぶ人が増えています。
気持ちが明るくなる効果も
やさしい色合いのピンクを見ると、自然と心が和らぐという人も多いです。お守りを持つことで自分自身が笑顔になり、結果的に周囲との関係も好転しやすくなるという面もあります。
このように、ピンク色のお守りは恋愛に限らず、人と人とのつながりを大切にしたいときに心強いサポートをしてくれます。優しさと愛情を感じたいときに、手に取ってみる価値のある色です。
伊勢神宮のお守りの色の意味と種類

伊勢神宮には多くのお守りが用意されていますが、中でも「開運鈴守」は見た目の美しさと音のやさしさから、多くの参拝者に親しまれています。色や形にはそれぞれ意味があり、内宮と外宮でも違いがあるのが特徴です。
ここからは、お守りの色に込められた意味や選び方、授与場所ごとの違いについて、初心者にも分かりやすく解説します。
伊勢神宮の開運鈴守の色の意味

伊勢神宮を訪れた際、目を引くお守りのひとつに「開運鈴守」があります。小さな鈴がついたこのお守りは、音の響きに清らかな意味が込められており、持ち歩くだけで心が落ち着くという人も少なくありません。
内宮と外宮の両方で授与されており、それぞれに形の違いはありますが、共通して「運をひらく」という願いが込められています。
注目すべきなのは、その色のバリエーションです。開運鈴守は白・赤(橙)・紫・ピンクの4色から選ぶことができ、それぞれの色が異なる意味を持っています。色に迷う方は、デザインだけでなく自分の願いに合った色を選ぶと、より深いご加護を感じられるかもしれません。
色ごとのイメージと意味
- 白
白は「清らかさ」や「浄化」を象徴する色です。心のざわつきを静めたいときや、新たな一歩を踏み出す際に選ばれることが多いです。気持ちをリセットしたい方に向いています。 - 赤(橙)
赤は「情熱」や「行動力」を表します。何かに挑戦したいとき、エネルギーを高めたいときに最適な色です。勝負ごとや、踏み出す勇気が必要な場面に力を貸してくれるとされています。 - 紫
紫は「高貴」や「直感」、「精神の安定」を意味する色です。落ち着いた思考を保ちたい方、感情に流されずに物事を判断したい方におすすめです。自分自身と深く向き合いたいときにも適しています。 - ピンク
ピンクは「愛情」や「優しさ」を表す色です。恋愛成就を願う方や、人との関係を円滑にしたいと考える方に選ばれやすい色です。やわらかな印象で、持っているだけで心が和らぐのも特徴です。
鈴の音とお守りの関係
このお守りには小さな鈴がついており、歩くたびに鳴る音が清めの役割を果たすとされています。古くから鈴の音は、邪気を払い、良いものを引き寄せる力があると信じられてきました。日常の中でふと音を聞いたとき、心がすっと軽くなるような感覚を得られるのも、開運鈴守の魅力のひとつです。
色の選び方に迷ったら
どの色にしようか迷った場合は、自分の直感を信じて選ぶのも良い方法です。人は自然と、自分にとって必要な色に惹かれるものです。また、季節やそのときの気分によって色を変えてみるのもおすすめです。
内宮と外宮で異なるお守りの種類

伊勢神宮は、内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)の二つの大きな宮から成り立っています。それぞれの宮では祀られている神様が異なり、お守りの種類やデザインにも違いがあります。参拝の際は、両方のお守りを見比べて選ぶ楽しみもあります。
開運鈴守の形の違い

開運鈴守は内宮と外宮のどちらでも授与されていますが、その形状には違いがあります。内宮の開運鈴守は巾着型で、丸みを帯びた可愛らしい形が特徴です。一方で、外宮のものは勾玉型をしており、より古風で厳かな印象を受けます。
どちらも同じように願いを込めたお守りですが、形が異なることで、それぞれの神様のご加護を感じやすいと言われています。両方をそろえて持つことで、伊勢神宮全体のご利益を受け取るという考え方もあります。
他のお守りもそれぞれ異なる
開運鈴守以外のお守りにも、内宮と外宮で違いがあります。たとえば、内宮では「天照大御神」のお名前が記されたお守りがあり、外宮では「豊受大御神」にちなんだものが授与されます。見た目や袋の色、形も違うことがあるため、どちらのお守りが今の自分に合っているかを考えながら選ぶのも楽しいものです。
両宮の意味を理解して選ぶ
内宮は太陽の神である天照大御神を、外宮は衣食住を司る豊受大御神を祀っています。そのため、内宮では総合的な幸せや運気の上昇を願う人に向き、外宮では生活全般や仕事運などを願う人に適しています。お守りの選び方に迷ったときは、それぞれの宮の特徴を踏まえて、自分の願いに近い方を選んでみましょう。
このように、伊勢神宮のお守りはただの縁起物ではなく、色や形、授与場所に至るまで、意味と願いが込められた特別な存在です。どんな願いを込めたいのかを考えながら選ぶことで、より心に寄り添うお守りとなるはずです。
願い別に選ぶお守りの色とは?

伊勢神宮のお守りにはさまざまな色が用意されており、その色にはそれぞれ異なる意味が込められています。お守りは単に神様の加護を受けるだけでなく、自分の願いや気持ちに寄り添う存在でもあります。願いごとに合った色を選ぶことで、お守りの意味や力をより深く感じることができるでしょう。
恋愛運・人間関係にはピンク
ピンクは愛情ややさしさを象徴する色とされ、恋愛成就を願う方によく選ばれています。片思いの相手に気持ちを届けたいときや、パートナーとの関係を深めたいときに心強い存在となります。
また、恋愛に限らず、職場や家庭での人間関係を穏やかに保ちたい人にもおすすめです。柔らかい色合いが心を和らげてくれるため、持ち歩くだけで安心感を得られるという声も多く聞かれます。
行動力や勝負運には赤・橙
赤は古くから情熱や活力を表す色として知られており、目標に向かって挑戦する人にふさわしい色です。受験や昇進、スポーツの大会など、結果が求められる場面に向いています。
橙色は赤よりもやや柔らかく、前向きな気持ちを引き出したいときにぴったりです。どちらの色も気持ちを前に進めたいときの強い味方になるでしょう。
精神的な落ち着きや直感力には紫
紫は落ち着きや冷静さ、精神性を象徴する色です。感情が揺れやすいときや、不安があるときに持つと、内面から整う感覚を得られると言われています。直感を信じたいとき、自分自身と深く向き合いたいときにもこの色は役立ちます。
特に静かに過ごす時間が多い人や、スピリチュアルな感覚を大切にしている人からも支持されています。
浄化・再スタートには白
白は「浄化」や「純粋さ」を象徴し、新たなスタートを切りたいときや気持ちを切り替えたいときにおすすめです。仕事の環境が変わったときや、何かをリセットしたいタイミングで選ばれることが多い色です。
清らかなイメージから、赤ちゃんを授かった人が安産を願って白を選ぶこともあります。
健康・安心感を重視するなら緑や青も
お守り全般では緑や青も人気があります。緑は安心感や安定、自然とのつながりを連想させ、体調管理や健康を願う人に向いています。青は冷静さや理性をもたらす色として、気持ちの安定や集中力を高めたいときに効果的です。
このように、色にはそれぞれ意味があり、願いごとや心の状態に合わせて選ぶことで、お守りの存在がより大切なものになります。
人気のお守りの色と選ばれる理由
伊勢神宮で授与されるお守りの中でも、「開運鈴守」は特に人気の高いお守りです。その理由のひとつが、4色のカラーバリエーションと可愛らしい鈴の組み合わせにあります。
色と音、そして手のひらに収まるサイズ感。この3つが揃うことで、見た目だけでなく、感覚的にも「持っていたくなる」魅力を持っています。
人気の4色展開と選ばれる理由
開運鈴守には、白・赤(橙)・紫・ピンクの4色が用意されています。これらの色は、願いごとに合わせて選ばれやすく、それぞれの色に込められた意味が明確なことから、多くの参拝者に支持されています。
恋愛成就を願うピンク、勝負運を高めたいときの赤、内面を整える紫、清らかさを大切にする白。色の意味がわかりやすく、それぞれが生活の中のさまざまなシーンにフィットするのも人気の理由です。
鈴の音が癒しや安心を与える
開運鈴守は名前の通り、鈴のついたお守りです。この鈴の音が「清めの音」とされ、心を落ち着かせる効果があると感じる人が多いようです。歩くたびにやさしく響く音が、日常のなかで気持ちを整えるきっかけになるといわれています。
色の意味だけでなく、音による感覚的な安心感も選ばれる理由のひとつです。
季節や気分で選ぶ人も多い
色は願いだけでなく、そのときの気分や季節によって選ばれることもあります。春にはピンクや白、夏には青や緑など、四季に合わせて選ぶことで、お守りをより身近に感じられるという人もいます。また、ファッションやカバンの色に合わせて選ぶなど、実用的な視点でお守りを選ぶ方も増えています。
このように、お守りの色は願いに対応するだけでなく、日常のなかで自然に溶け込み、気持ちに寄り添ってくれる存在です。どの色を選んだとしても、自分の想いや願いを込めて手に取ることで、そのお守りはより特別な意味を持つものになります。
迷ったときは、色の意味を参考にしながら、今の自分にいちばん必要な色を選んでみてはいかがでしょうか。
お守りの色選びに迷ったときは?
お守りを選ぶとき、「この願いにはどの色がいいのか分からない」と迷ってしまう方も少なくありません。そんなときは、色の意味だけにとらわれず、自分の感覚や状況に合わせた選び方をしてみましょう。
気持ちに寄り添う色を意識する
色には象徴的な意味がありますが、そのときの自分の気分や感情も大切なヒントです。たとえば疲れているときは落ち着いた色が心地よく感じるかもしれませんし、元気がほしいときは明るい色が目に留まるかもしれません。
誰かのために選ぶのも一つの方法
自分用だけでなく、大切な人のためにお守りを選ぶ場面もあるでしょう。そのときは、その人の性格や今置かれている状況を思い浮かべて、合いそうな色を選んでみてください。気持ちを込めて選んだ色であれば、きっとその人の支えになります。
色だけでなく形や雰囲気も参考に
同じ願いに対応したお守りでも、色や形が異なることがあります。開運鈴守のように、鈴の音や袋の形、布地の手触りも選ぶポイントのひとつです。直感的に「これだ」と思えるものを選ぶのが、最終的には一番しっくりくる選び方になるかもしれません。
このように、色の意味にこだわりすぎず、「自分にしっくりくるかどうか」を大切にすると、迷ったときでも納得のいく選択ができます。
お守りの色ごとに授与できる場所

伊勢神宮では、色とりどりのお守りが授与されていますが、その種類や色のバリエーションは、授与される宮ごとに異なります。
場所によっては限定の形や色のお守りもあるため、事前に知っておくとより楽しみながら選ぶことができます。
授与可能な宮社とお守り一覧
宮社名 | 代表お守りの種類 | 色や形のバリエーションについて |
---|---|---|
内宮(皇大神宮 正宮) | 一般お守り(健康・交通安全・開運鈴守・学業・厄除・安産・海幸など) | 定番四色(白・赤・紫・ピンク)を除き、形や色に幅がある |
外宮(豊受大神宮 正宮) | 内宮と同様の種類(交通安全・学業・開運鈴守など) | 同上 |
月読宮(別宮) | 御守、守祓 | 特定の色展開は記載なし |
瀧原宮 | 御守、交通安全御守、守祓 | 特定の色展開は記載なし |
伊雑宮 | 御守、交通安全御守、海幸木守、守祓 | 海幸木守は海上安全に特化 |
倭姫宮 | 御守、守祓 | 特定の色展開は記載なし |
月夜見宮 | 御守、守祓 | 特定の色展開は記載なし |
※「海幸木守」は伊雑宮限定で漁師や海女向け。
正宮(内宮・外宮)の授与所での取り扱い
伊勢神宮の内宮・外宮の神楽殿では、それぞれ定番の開運鈴守をはじめ、交通安全や学業、健康などを祈願するお守りが用意されています。開運鈴守には白・赤(橙)・紫・ピンクなどの色があり、色違いで選べるのが特徴です。
授与品は宮によって異なる
一方で、月読宮や倭姫宮、瀧原宮などの別宮では、授与品そのものの種類が少ない場合や、そもそもお守りの授与が行われていない場合もあります。内宮・外宮とは異なる形や限定のお守りが扱われていることもありますが、すべての宮に色違いのお守りがあるとは限りません。
授与の可否は事前確認がおすすめ
特定の色や種類のお守りを授かりたい場合は、伊勢神宮の公式サイトや現地の案内所で確認するのが安心です。季節や行事によって授与されるものが変わることもあるため、訪問の時期によって出会えるお守りが異なることもあります。
このように、色ごとのお守りは場所によって取り扱いが異なるため、参拝予定の神社に合わせて選び方を工夫するのがポイントです。各宮で異なる魅力に触れながら、自分にとって特別なお守りと出会えると良いですね。
伊勢神宮のお守りの色の意味を知って願いに合ったものを選ぶために

伊勢神宮のお守りは、ただ身に着けるだけのものではなく、自分の願いや心の状態に寄り添ってくれる特別な存在です。
色ごとに込められた意味を知ることで、より深く神様のご加護を感じられるでしょう。
この記事を通じて、お守りの色に込められた想いや、宮ごとの違いに目を向けることで、あなただけのお守りとの出会いがより意味あるものになりますように。
迷ったときこそ、自分の気持ちに正直に選んでみてください。
- 伊勢神宮のお守りは願いや想いに寄り添う祈りの象徴
- 色ごとに異なる意味が込められており選び方の参考になる
- 赤色は行動力や活力を引き出したいときに適している
- 白色は浄化や再出発など気持ちを切り替えたいときに向く
- 紫色は直感や精神的な落ち着きを大切にしたい人に人気
- ピンクは恋愛運や人間関係を良くしたい人におすすめ
- 開運鈴守は伊勢神宮の代表的なお守りで4色展開が魅力
- 鈴の音は邪気を払い心を穏やかに整えるとされている
- 内宮と外宮では開運鈴守の形が異なり巾着型と勾玉型がある
- 祀られている神様の違いにより授与品の内容も異なる
- 内宮は天照大御神を祀り総合的な幸せを願う人に向いている
- 外宮は豊受大御神を祀り生活や仕事運を願う人に合っている
- 別宮ではお守りの種類が限られており色展開も少ない
- 季節や気分、直感によって色を選ぶのもひとつの方法
- お守りの形や手触りも選ぶ際の大切な要素となる