都心の喧騒を忘れさせる静寂と、歴史ある佇まいが魅力の赤坂氷川神社。実は、ご利益が当たると評判のユニークで可愛らしいおみくじがあるのをご存じですか?
特に、良縁を願う「さくらんぼ結び」や、集めたくなるほど愛らしい「干支はりこみくじ」は、多くの参拝者に人気です。
この記事では、赤坂氷川神社のおみくじの種類や初穂料、アクセス方法、そしておみくじと一緒に楽しみたい境内の見どころまで、訪問前に知っておきたい情報を徹底解説します。
赤坂氷川神社で出会える!当たると評判の個性豊かなおみくじと初穂料

赤坂氷川神社を訪れたら、ぜひ引いてみたいのが当たると評判の個性豊かなおみくじです。特に、恋愛成就を願う方に人気の「さくらんぼ結び」や、その可愛らしさから集める人も多い「干支はりこみくじ」は必見。
ここでは、それぞれの特徴や初穂料について詳しくご紹介しますので、あなたにぴったりの一つを見つけてみてくださいね。
恋愛成就に特化!「さくらんぼ結び」の魅力と結び方
「素敵な出会いが欲しい」「今の恋を実らせたい」そんな願いを持つ方におすすめなのが、赤坂氷川神社ならではの「さくらんぼ結び」です。
このおみくじは、巫女さんが一つ一つ丁寧に赤い糸を結び、さくらんぼに見立てた可愛らしいお守りが一緒に入っているのが特徴です。このさくらんぼは、赤や紫などいくつか種類があり、その愛らしい見た目から「心が踊りました」という声も聞かれます。
おみくじを引いた後は、このさくらんぼのお守りを持ち帰ることもできますし、境内の「願の木」や「梛(なぎ)の木」に結びつけて願掛けをすることもできます。
なぜ結びつけるのか?
古くから、神社のご神木や境内の木に願い事を書いた紙や紐を結びつけることで、神様との縁が深まり、願いが届きやすくなると信じられているからです。特に「梛の木」は、葉脈が縦にしかなく、横に裂けにくいことから「縁が切れない」とされ、縁結びの象徴とされています。
どうすればよいのか?
おみくじを引いた後、さくらんぼのお守りを「梛の木」や「願の木」に結びつけ、良縁を願うのが一般的な方法です。持ち帰って大切にするのも良いでしょう。
- 初穂料: 200円
持ち帰りたくなる可愛さ!「干支はりこみくじ」全種類と収集の楽しみ

「見ているだけで癒される」「全部集めたくなる」と評判なのが、「干支はりこみくじ」です。
これは、十二支の動物をかたどった張子(はりこ)製のおみくじで、職人さんが一体ずつ丁寧に奉製しているため、それぞれに温かみと個性があります。おみくじを抱えている姿が本当にキュートで、「どの子もとても可愛いので、全部そろえたくなりますね」という声も聞かれるほどです。
年初めだけでなく、一年を通して十二支すべてが揃っているため、自分の干支や今年の干支、好きな干支を選んで楽しむことができます。
なぜ集めたくなるのか?
一つ一つ手作りの温かみと、愛らしい表情が魅力だからです。また、十二支すべてが揃っているため、家族や友人の干支を選んでプレゼントしたり、毎年その年の干支を集めたりと、コレクションする楽しみもあります。
どうすればよいのか?
授与所で好きな干支を選び、おみくじを引いてみましょう。引いたおみくじは、お部屋に飾ったり、デスクに置いたりして、日々の生活に彩りを加えることができます。
- 初穂料: 500円
まずはここから!スタンダードな「通常おみくじ」
「まずはシンプルに運勢を占いたい」という方には、スタンダードな「通常おみくじ」がおすすめです。開運招福を願う、昔ながらのおみくじで、気軽に運試しができます。
- 初穂料: 100円
おみくじの種類と初穂料比較表
| おみくじの種類 | 特徴 | 初穂料 |
|---|---|---|
| 通常おみくじ | 開運招福のスタンダードなおみくじ | 100円 |
| さくらんぼ結び | 良縁祈願、巫女さん手結びのさくらんぼお守り | 200円 |
| 干支はりこみくじ | 十二支の動物をかたどった可愛らしい張子製 | 500円 |
(初穂料は変更の可能性があります)
参拝前にチェック!赤坂氷川神社の基本情報とアクセス

赤坂氷川神社へのお参りを計画するなら、事前に基本情報やアクセス方法を確認しておくことが大切です。1000年以上の歴史を持つこの神社は、縁結びの神様として知られ、都心にありながらも静かで厳かな雰囲気が魅力。
ここでは、神社の歴史やご利益、そしてスムーズにたどり着くための交通手段についてご紹介します。
歴史とご利益:縁結びの神様が鎮座する由緒ある神社
赤坂氷川神社は、951年(天暦5年)に蓮林僧正によって創祀されたと伝えられる、1000年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。現在の社殿は、江戸幕府八代将軍徳川吉宗の命により、1730年(享保15年)に建立されたもので、関東大震災や東京大空襲の災禍を免れ、創建当時の姿を今に伝えています。都心にありながら、江戸の面影を残す貴重な存在として、東京都の有形文化財にも指定されています。
なぜ縁結びの神様として有名なのか?
ご祭神として、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)の三柱の神様をお祀りしています。このうち、素盞嗚尊と奇稲田姫命は夫婦の神様であり、大己貴命はその御子神であることから、家族の絆や縁結びにご利益があるとされています。恋愛だけでなく、友人関係や仕事関係など、あらゆる良縁を結ぶ「縁結びの神様」として、多くの参拝者から信仰を集めています。また、厄除け、家内安全、商売繁昌のご利益も有名です。
赤坂氷川神社は、東京の主要な神社を巡る「東京十社」の一つにも数えられており、その歴史と格式の高さがうかがえます。
電車・車でのアクセス方法と駐車場情報
赤坂氷川神社は都心に位置しており、複数の駅からアクセスしやすいのが特徴です。
電車でお越しの場合
最寄りの駅からは徒歩圏内なので、公共交通機関の利用が便利です。
- 東京メトロ千代田線 赤坂駅「5番出口」より徒歩約8分
- 東京メトロ日比谷線 六本木駅「7番出口」より徒歩約9分
- 都営大江戸線 六本木駅「7番出口」より徒歩約9分
- 東京メトロ南北線 六本木一丁目駅「1番出口」より徒歩約11分
- 東京メトロ銀座線 溜池山王駅「12番出口」より徒歩約14分
車でお越しの場合
境内に参拝者専用の無料駐車場があります。
- 駐車台数: 9台
- 注意点: マイクロバス以上の車両は進入できません。
- 検索方法: Googleマップで「赤坂氷川神社参拝者専用駐車場」と検索するとスムーズです。
参拝時間と社務所受付時間
スムーズな参拝のために、時間を確認しておきましょう。
- 参拝時間: 6:00~17:30
- 社務所受付時間: 9:00~17:00
- おみくじや御朱印の授与は、この社務所受付時間内に行われます。
おみくじだけじゃない!赤坂氷川神社の見どころと写真映えスポット

赤坂氷川神社は、おみくじの魅力だけでなく、境内にも見どころがたくさんあります。都心とは思えないほどの豊かな自然と歴史的な建造物が調和し、訪れる人々を癒してくれます。
ここでは、特に注目したいパワースポットや写真映えするスポットをご紹介しますので、おみくじを引いた後はぜひゆっくりと境内を散策してみてください。
樹齢400年のご神木「大銀杏」と季節の花手水
境内に一歩足を踏み入れると、まず目を引くのが、推定樹齢400年を誇るご神木の「大銀杏」です。
この大銀杏は、関東大震災や東京大空襲といった数々の災禍を乗り越えてきた、まさに「生きるパワースポット」。その力強い生命力は、訪れる人々に大きなエネルギーを与えてくれます。特に秋には、葉が美しい黄金色に色づき、境内を鮮やかに彩ります。
また、手水舎には毎月異なる花で彩られる「花手水」が奉納されています。季節ごとに変わる美しい花々は、訪れる人々の目を楽しませ、写真映えも抜群です。参拝の際には、ぜひ花手水にも注目してみてください。
縁結びのパワースポット「梛の木」と「縁結ひ」
赤坂氷川神社が縁結びの神様として知られる理由の一つに、「梛(なぎ)の木」と「縁結ひ(えんゆい)」の存在があります。
「梛の木」は、古くから縁結びの木として知られており、その葉脈が縦にしかなく、横に裂けにくいことから「縁が切れない」という言い伝えがあります。先ほどご紹介した「さくらんぼ結び」のお守りをこの木に結びつけることで、良縁がより強く結ばれると信じられています。
また、本殿の近くには「縁結ひ」と呼ばれる願掛けの場所があります。ここでは、願い事を書いた紙を格子に結びつけることができます。この紙は季節ごとに色が変わるため、訪れるたびに異なる風情を楽しむことができます。
都心のオアシス!静かで美しい境内散策
赤坂氷川神社は、都心にありながらも豊かな緑に囲まれ、都会の喧騒を忘れさせる静かで落ち着いた雰囲気が魅力です。
境内には、江戸の華やかな祭文化を伝える「赤坂氷川山車」が保存されていたり、子供たちが遊ぶ「氷川神社境内遊び場」があったりと、様々な発見があります。
おみくじを引いた後は、ゆっくりと境内を散策し、歴史と自然が織りなす美しい景色を堪能してみてはいかがでしょうか。都会の真ん中で、心安らぐひとときを過ごすことができますよ。
訪問者の声からわかる!赤坂氷川神社のおみくじ体験談

赤坂氷川神社を訪れた参拝者の声には、おみくじの魅力や境内の雰囲気がよく表れています。ここでは実際の体験談を紹介し、訪問の参考になるポイントをまとめました。
「さくらんぼ結び」で良縁を掴んだ喜びの声
赤坂氷川神社名物の「さくらんぼ結び」は、その可愛らしい見た目だけでなく、良縁成就の効果を実感したという声が多数寄せられています。
例えば「参拝して数か月後に素敵な出会いがあり、今はお付き合いしています。本当におすすめです!」という体験談は、ご利益の確かさを裏付けています(ドラゴンツリーの開運ラボ)。
さらに「巫女さんが一つひとつ赤い糸を🍒さくらんぼに結んでくれている」という声もあり、手作りの温かみが参拝者の心を強く動かしていることがわかります(夫婦でお参り.com)。
「干支はりこみくじ」の可愛さに癒される!
もう一つの人気は、十二支の動物をかたどった「干支はりこみくじ」です。職人の手仕事による張子は、一つ一つに個性と温かみがあり、参拝者からは「どの子もとても可愛いので、全部そろえたくなります」という声も聞かれます(縁結び大学)。
おみくじを引いた後は、そのまま部屋に飾ったり、旅の思い出やお土産として楽しむ人も多く、単なる運試しを超えて「癒しの存在」として愛されています。
神聖な空気感と落ち着いた雰囲気
おみくじの魅力に加えて、赤坂氷川神社そのものの空気感に感動する参拝者も少なくありません。
「鳥居をくぐった瞬間、空気が変わり、辺りが引き締まるように感じました。今までで一番神様を身近に感じた神社です」との感想もあり(夫婦でお参り.com)、都心にありながら神聖さを実感できる特別な空間であることが伝わってきます。
また「土日でも比較的空いている」との声もあり、静かに参拝したい方にとっても安心できる環境です。都会の喧騒を忘れ、落ち着いた時間を過ごしたい人にとって理想的なスポットと言えるでしょう。
おみくじと一緒に手に入れたい!人気の授与品とサービス

赤坂氷川神社では、おみくじ以外にも、参拝の記念やお土産として人気の授与品や、人生の節目に利用できる様々なサービスが提供されています。ここでは、特に注目したい御朱印やお守り、そして祈祷や結婚式についてご紹介します。
季節限定も!美しい「御朱印」と「御朱印帳」
御朱印集めが趣味の方にとって、赤坂氷川神社の御朱印はぜひ手に入れたい逸品です。
- 通常御朱印(直書き): 300円
- 季節御朱印(書き置き): 500円。季節ごとにデザインが変わるため、訪れるたびに新しい発見があります。
- 月参りかさね御朱印(書き置き): 500円。日本の伝統的な配色「襲の色目」を用いており、平安貴族の十二単のように色のかさね合わせから季節の移り変わりを感じさせる、趣のあるデザインが特徴です。
御朱印の受付時間は9:00~17:00です。
また、御朱印帳も3種類あり、初穂料は1,500円(朱印代別)です。境内の樹齢400年の大銀杏の葉をイメージしたものや、境内で育成した「茜草」を使って和紙を染めたものなど、シンプルながらも味わい深いデザインが魅力です。東京の主要な神社を巡る「東京十社巡り」専用の御朱印帳も頒布されています。
種類豊富!願いを叶える「お守り」
赤坂氷川神社では、様々な願いに対応したお守りが豊富に用意されています。
特に人気なのは、縁結び、厄除け、家内安全のお守りです。具体的には、以下のようなお守りがあります。
- 縁結守: 良縁を願う方に。
- 仕事縁守: 仕事での良い縁を願う方に。
- 開運厄除守: 厄除けや開運を願う方に。
- いちょう守: ご神木の大銀杏をモチーフにしたお守り。
- 花福鈴: 毎月花の柄が変わる可愛らしい鈴のお守り。
その他にも、安産守、子宝縁守、合格縁守、学業成就守、健康守、病気平癒守など、多種多様なお守りがありますので、ご自身の願いに合ったものを選んでみてください。
祈祷や神前結婚式について
赤坂氷川神社では、人生の様々な節目に合わせた祈祷や、厳かな神前結婚式も執り行われています。
- 祈祷: 個人祈祷、法人祈祷ともに受け付けています。
- 個人祈祷の初穂料: 5,000円より(初宮詣は10,000円より)。
- 法人祈祷の初穂料: 20,000円より(工事安全は30,000円より)。
- 祈祷は予約制となっており、公式サイトの予約フォームから申し込むことができます。当日予約の場合は、電話(03-3583-1935)で問い合わせが必要です。
- 神前結婚式: 歴史ある社殿で、厳粛な雰囲気の中、伝統的な神前結婚式を挙げることができます。
まとめ:赤坂氷川神社のおみくじで素敵なご縁と運気を呼び込もう

赤坂氷川神社は、都心にありながらも歴史と自然が息づく、心安らぐパワースポットです。特に、良縁を願う「さくらんぼ結び」や、集めたくなるほど可愛らしい「干支はりこみくじ」は、ここでしか体験できない特別な魅力があります。
この記事でご紹介したおみくじの種類や初穂料、アクセス方法、そして境内の見どころや人気の授与品を参考に、ぜひ赤坂氷川神社を訪れてみてください。きっと、素敵なご縁や運気を呼び込むことができるでしょう。可愛らしいおみくじを引いて、心に残る思い出を作ってみませんか?


